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質問
(中村 だいすけ)
答弁
(教育長)

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私が専門としている犯罪心理学に関する質問をさせていただきました。兵庫県では、国が定めた「再犯の防止等の推進に関する法律」に基づいて、「兵庫県再犯防止推進計画」が策定され、再犯防止に関する指針が示されました。
特に性加害はこれまで.害を訴えることができなかった者が多数存在しており、時代の中で見て見ぬふりをされてきた歴史もあります。犯罪の袚害者の支援については引き続き行っていく必要はありますが、そもそも被害を受けてからのケアではなく、性加害を起こさせない社会にすることが大切です。
こうした再犯防止の取組は、家庭や行政、福祉、教育など、様々な関係機関と連携を取り合い、関係者が横のつながりを意識していくことが大切です。加害を未然に防ぐためのネットワーク作りや、相談窓口の開設など、県民が困ったときに相談できる体制はないのか、再犯防止の取組について質問させていただきました。
当局からは、関係機関の連携のもと、犯罪特性や個々人の状況に応じた取組を進め、今後は、県民が日常で地域の異変や危険を気軽に相談できる、ひょうご地域安全SOSキャッチ電話相談や、支援機関ネットワークに心理カウンセリング機能を付加するなど、出所者等の相談支援や孤立防止の取組の充実を図ることで、性加害の再犯防止に努めていくという答弁をいただきました。
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空き家活用支援事業では、住宅のみならず、カフェやホテル、コワーキングスペースなど、これまで約500件の改修支援を行っており、県外からの移住者の増加、更には地域の活性化にもつながって おり、今後は、市町に積極的な関与を働きかけ、空 き家活用特区制度の活用や市街化調整区域の規 制緩和などを行っていくという答弁を知事よりいただきました。
また、空き家改修アドバイザーについては、民間 から専門家を招いて、所有者や高齢者からの電話 相談、現地に赴いて助言を行っており、今後、改修事業者の紹介、支援制度の活用を促し、更なる利活 用につなげていきたいという答弁をいただきました。